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小さくても豊かな狭小住宅 第1回目

小さくても豊かな狭小住宅  居心地のよい狭小住宅


立原道造の狭小住宅設計ヒアシンスハウス写真は 埼玉・別所沼湖畔に建てられた立原道造のヒアシンスハウスの内部です。

 幅 6m幅 2,4m 約5坪という極小面積で、彼が残したスケッチをもとに建てられました。
室内に入ってみると、極小空間でありながら、シンプルで豊かな空間で少しも狭く感じないことが、不思議でした。

 戦後、日本の住まいは、より快適に便利にそして規模も大きくなりました。
しかし、それにもかかわらず少しも豊かな感じがしないのは何故でしょうか。


 ヒヤシンスハウスという「狭小住宅」が居心地がいいのは、私たちが忘れていた心豊かな「生活」、「夢」、そして「物語」が凝縮しているからではないでしょうか。

地球環境を守ると地球環境を守ると言う意味からも、必要最小限の仕様と目的を持った「小さな家」というか狭小住宅が、これからの時代に本当に贅沢な住まいになるように思います。

 商品化住宅での家づくりや、マンションを購入するより、同じ価格かそれ以下で世界でひとつだけの家族の暮らしと、夢を手にいれませんか。

 『狭小住宅』についてのコラムや実例、そして具体的な土地を含め、掲載していきたいと思います。





立原 道造 (たちはら みちぞう)1914年-1939年

  昭和初期の代表的な叙情詩人、建築家 東京大学工学部建築学科卒業
  建築家 丹下健三氏の1学年下 詩集「暁と夕の詩」、「優しき歌」 
  第1回中原中也賞受賞

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