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子供の頭が良くなる住まい 第2回目
子供の頭がよくなる住まい 「キレる子供」
家族環境とコミニュケーションの時間
教師や同級生に暴力をふるったりする暴力行為が増え続けていることが文部科学省の昨年度の集計で分り、先日新聞でも大きく報道されました。そしてその変化は成長期の小中学生が著しいことが特色でもあります。
原因の特定はできませんが共通しているのは親子関係の問題、特に会話をする時間が少ないという家族環境にあることが指摘されています。
また様々な原因のひとつに子供が家でも居場所を失っていることです。
居場所とは一人部屋の個室ではありません。親に気持ちを十分に受け止めてもらえないまま成長し、そんな感情を言葉で表わす力が未熟なまま爆発させてしまいます。
かつての時代は、子供の成長を家庭、学校、地域が見守ってきました。
学校の先生が増えるばかりの事務作業に忙殺される事態は、行政刷新会議の事業仕分けでも指摘されているように、また地域社会もそんな力は育っていないのが現実です。
結局受け止めることができるのは家族だけしかありません。この状況に学校は解決策を考える余裕はありません。
コラム「子供の頭が良くなる住まい」とは「キレない子供をつくる住まい」でもあるのです。
しっかり親子の会話のできる空間はそのことを意識し、工夫し、配慮しないことには実現しないといえます。
ポイントのひとつは子供部屋をどう作るかです。
厚生労働省も調査では部屋でテレビゲームや携帯型ゲームで遊ぶ子供の割合が73.7%に達し子供部屋で睡眠時間をも削って一人で遊ぶ実態も浮んできています。
子供部屋をどうリビングに開き、家族が自然にコミュニケーションを生まれる場をつくるか、それは親の努力とともに設計の力でもあります。
子育て空間のためのミニ講演会も募集を行っております。お母さん方の集りでもご希望の場合は費用は交通費程度で結構です。ご連絡いただければ出向いて「ミニ講演会」を開きます。また個別の相談も受け付けておりますので、遠慮なくご連絡下さい。
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